自立支援医療

自立支援医療の訪問看護は、治療を続けながら日々の暮らしを営む人が、
「自分らしく生きる力」を取り戻していけるように、そっと寄り添う看護です

病気や心の不調があるなかで生活していくことは、
ときどき気持ちが沈んだり、生活のリズムが乱れたり、
ひとりでは抱えきれない不安が生まれることもあります

そんな毎日の中に、看護師がご自宅へ伺い、
体調の見守りやお薬の相談、生活の整え方、困りごとの解消など
を一緒に探していきます

自立支援医療の制度によって、医療費の負担が軽減されることで、
必要な看護や治療を無理なく続けられる環境が整います。
それは、あなたが自分のペースで、
明日への力を育てていけるよう支えてくれる大切な仕組みです

生活する力は、一気に大きくなるものではありません。
でも、誰かがそばで「大丈夫、一緒にやっていきましょう」と声をかけてくれると、
少しずつ、静かに、確かに育っていきます。

燈叶(とうか)の自立支援医療訪問看護は
あなたの人生に寄り添いながら 生きる力をあたため、
その人らしい生活が続くよう燈りをともす看護です。

制度の種類と対象者

種類対象者と内容
精神通院医療統合失調症・うつ病などで、精神科・心療内科に継続通院が必要な方
更生医療身体障害者手帳を持つ18歳以上の方で、障害の改善が見込まれる治療を受ける方
育成医療身体に障がいのある18歳未満の児童で、改善が期待できる治療を受ける方
  • 訪問頻度・時間(週3回まで、30分〜90分)
  • 緊急訪問や夜間対応も可能

※詳しくは重要事項説明書をご参照ください

自己負担の仕組み

  • 原則1割負担
  • 所得に応じて月額上限額が設定される(例:5,000円、10,000円、20,000円など)
  • 医療機関・薬局は「指定自立支援医療機関」である必要あり

医療保険が適用される訪問看護サービスの基本利用料は、原則1割です。

 サービス内容10割1割負担備考
看護師(週3回まで)5,550円555円通常訪問
精神科訪問看護(30分以上)5,550円555円自立支援医療対象
緊急訪問加算2,650円265円月14日目まで

申請の流れ(精神通院医療の場合)

  1. 主治医に「自立支援医療診断書」を書いてもらう
  2. 市区町村の窓口に申請(必要書類:診断書、保険証、印鑑など)
  3. 「自立支援医療受給者証」が交付される※有効期限は1年。継続には更新手続きが必要
燈叶では、医療と生活の両面から「自立」を支えるケアを大切にしています。自立支援医療制度を活用することで、安心して治療を続けながら、前向きな暮らしを築いていくお手伝いができます。

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